国立台湾師範大学が開発した「當代中文課程」を使用します。
生徒様からの特別な要望がない限り、台台レッスンでは国立台湾師範大学が開発した「當代中文課程」という教材を使ってレッスンを行います。 教材は、以下の画像リンクから購入をお願いいたします。
ただ、紙のテキストは台湾から取り寄せることになるので、税や輸送料が含まれてしまい、値段は1冊6000円前後です。 教材が届くまで時間がかかりますので、教材がお手元に届くまでの間は、台台レッスンからサンプル用の電子教材で対応させていただきます。
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教材の簡単な説明
當代中文課程は現在台湾の語学学校で最も広く使用されている教材です。2015年ごろまでは實用視聽華語というシリーズが主流でしたが、實用視聽華語の品詞の区分けや本文の実用度などが大幅に改善され、當代中文課程が出版されました。
當代中文課程は全部で6冊あり、1から6にかけて難易度が上がっていきます。発音や挨拶などの初級レベルから時事問題について語ることができる上級レベルまで広くカバーしており、留学生・駐在員・国際結婚の方など、台湾華語を学びたい全ての人にオススメです。
拼音、注音、英訳、日訳の有無
拼音(ピンイン)の有無 | 有り(教材全体にあり) |
注音(ボポモフォ)の有無 | 有り(単語にのみあり) |
英訳の有無 | 有り(教材全体にあり) |
日本語訳の有無 | 無し(教材にはありませんが、台台レッスンからお渡しできます) |
當代中文課程の内容の紹介
以下に、當代中文課程一の目次を一部抜き出しました。
Lesson1:歡迎你來臺灣!(ようこそ台湾へ!)
Lesson2:我的家人(私の家族)
Lesson3:週末做什麼?(週末何をする?)
Lesson4:請問一共多少錢?(すみません、全部でいくらですか?)
Lesson5:牛肉麵真好吃(牛肉麺は本当においしい)
Lesson6:他們學校在山上(彼らの学校は山の上にあります)
Lesson7:早上九點去KTV(朝九時にカラオケに行く)
Lesson8:坐火車去臺南(電車に乗って台南へ行く)
Lesson9:放假去哪裡玩?(休日はどこに行って遊ぶ?)
Lesson10:臺灣的水果很好吃(台湾の果物はとてもおいしい)
ご覧の通り、本文は台湾を題材としたものばかりであり、台湾の語彙・発音・文法が身につく内容になっています。
最初は簡単な挨拶や自己紹介から始まり、お金の払い方や道案内の方法など生活で絶対に必要な中国語を学ぶことができます。
當代中文課程と各検定の対応表
當代中文課程 | TOCFL(台湾の検定) | HSK(中国の検定) | 中国語検定(日本の検定) |
《當代中文 1》L1~12 | Band A1 入門級 | 1-2級 | 準4級 |
《當代中文 1》L13~15
《當代中文 2》L1~9 |
Band A2 基礎級 | 3-4級 | 4級 |
《當代中文 2》L10~15
《當代中文 3》L1~4 |
Band B1 進階級 | 4-5級 | 4-3級 |
《當代中文 3》L5~12
《當代中文 4》L1~2 |
Band B1 進階級 | 5級 | 3級 |
《當代中文 4》L3~12 | Band B1-2 進階–高階級 | 5-6級 | 3-2級 |
《當代中文 5》L1~10 | Band B2 高階級 | 6級 | 2級 |
《當代中文 6》 | Band B2-C1 高階級–流利級 | – | 準1級 |
– | Band C1 流利級 | – | 1級 |
– | Band C2 精通級 | – | 1級 |
参照元:淡江大學華語中心課程分級與教材
目安となる学習量
TOCFLのレベル |
目安となる学習時間 |
目安となる必要単語量 |
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台湾に住んでいる場合 |
日本に住んでいる場合 |
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準備級(一級+二級) |
30-120 時間 |
60-240 時間 |
300 |
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初級 |
Band A1 入門級 |
120-240 時間 |
240-480 時間 |
500 |
Band A2 基礎級 |
240-360 時間 |
480-720 時間 |
1000 |
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中級 |
Band B1 進階級 |
360-480 時間 |
720-960 時間 |
2500 |
Band B2 高階級 |
480-960 時間 |
960-1920 時間 |
5000 |
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上級 |
Band C1 流利級 |
960-1920 時間 |
1920-3840 時間 |
8000 |
Band C2 精通級 |
1920 時間以上 |
3840 時間以上 |
参照元:https://www.sc-top.org.tw/chinese/LS/test6.php
その他の教材も使用できます。
台台レッスンでは、生徒様からの特別な要望がなければ當代中文課程を使用します。
ただし、要望があればその他の教材を使用することも可能です。
その他の教材の代表として、台湾師範大学が開発した實用視聽華語というものがあります。
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教材の簡単な説明
2015年に當代中文課程ができるまで、台湾の語学学校で長い間使われてきた教材です。全部で5冊あり、1から5にかけて難易度が上がっていきます。現在この教材を使用している語学学校は少なくなりましたが、未だに根強い人気があるシリーズです。
こちらも當代中文課程と同じく、初級者から上級者までをカバーする内容であり、旅行・留学・赴任・移住など幅広いシーンで活躍します。ただ、華語講師の間では文法解説が不明瞭な点があると言われており、台台レッスンではこの教材をメインで使用していません。
この教材で授業を進めたい方はその旨をお申し出ください。
拼音、注音、英訳、日訳の有無
拼音(ピンイン)の有無 | 有り |
注音(ボポモフォ)の有無 | 有り |
英訳の有無 | 有り |
日本語訳の有無 | 無し(教材にはありませんが、台台レッスンからお渡しできます) |
實用視聽華語の目次を見る
Lesson0:発音練習
Lesson1:您貴姓?(あなたの苗字は何と言いますか?)
Lesson2:早,您好(おはようございます、こんにちは)
Lesson3:我喜歡看電影(私は映画を見るのが好きです)
Lesson4:這枝筆多少錢?(このペンはいくらですか?)
Lesson5:我家有五個人(我が家には5人います)
Lesson6:我想買一個新照相機(私は新しいカメラを1台買いたいです)
Lesson7:你的法文真的很好聽(きみのフランス語は本当に聞き心地が良い)
Lesson8:這是我們新買的電視機(これは私達が新しく買ったテレビです)
Lesson9:你們學校在哪裡?(あなたたちの学校はどこにある?)
Lesson10:我到日本去了(私は日本まで行きました)
實用視聽華語と各検定の対応表
實用視聽華語 | TOCFL(台湾の検定) | HSK(中国の検定) | 中国語検定(日本の検定) |
《視聽華語 1》 | Band A1 入門級 | 1-2級 | 準4級 |
《視聽華語 2》 | Band A2 基礎級 | 3-4級 | 4級 |
《視聽華語 3》 | Band B1 進階級 | 4-5級 | 4-3級 |
《視聽華語 4》 | Band B1 進階級 | 5級 | 3級 |
《視聽華語 5》 | Band B1-2 進階–高階級 | 5-6級 | 3-2級 |
– | Band B2 高階級 | 6級 | 2級 |
– | Band B2-C1 高階級–流利級 | – | 準1級 |
– | Band C1 流利級 | – | 1級 |
– | Band C2 精通級 | – | 1級 |
参照元:淡江大學華語中心課程分級與教材